シンボルツリーを植えよう!洋風建築に合うおすすめの木5選

家や店舗の象徴とされるシンボルツリー

1本植えることで、建築物の景観が引き立ち印象を強くすることができます。

開業や新築、引っ越しや子どもの誕生などに合わせて記念樹として植えるのも素敵ですよね。

シンボルツリーにする樹木を選ぶ時は、

・葉の緑や花色が綺麗なもの
・枝や葉、幹の独特なフォルムで見る人を楽しませるもの
・紅葉を見ることができて四季を感じられるものなど

が好まれる傾向にあります。

建物のイメージや日当たりの環境に合わせて、シンボルツリーを植えてみませんか?

そこで今回は、洋風建築にあうシンボルツリー5つをご紹介したいと思います。

 

アメリカハナミズキ

北米が原産地、樹高が5~12mにもなる落葉樹。

4月下旬から5月上旬にかけて、直径5㎝ほどの丸い形をしたピンクや白のかわいらしい花を咲かせ、秋になると実が熟して紅葉を見ることができます。

直射日光が苦手ですが、日当たりと風通し、水はけの良い場所を好み、病害虫にも強い特徴があります。

また、そのままにしておいてもある程度形が定まりながら成長していくので、剪定の手間がそれほどかからず楽に育てることができますよ。

高さがある木なので、シンボルツリー以外に、部屋の目隠しとしても大活躍。

株元には、高さのないハーブや草花を植えてあげるとで、より一層素敵に建築物を演出します。

https://www.instagram.com/p/BTTApoLjrNc/?tagged=アメリカハナミズキ

オリーブ

地中海地方が原産とされている常緑樹です。

オリーブはなんと言っても、乾燥と冬の寒さに強いのが特徴なので屋外で育てるのにとても適しています。

繊細な葉が幾重にも重なった姿は、建物にオシャレなイメージをもたらします。

オリーブは成長すると共に、枝がどんどん伸びる特徴があります。

古い枝、徒長枝、枯れている枝は剪定してあげてくださいね。

また、混み合っている枝を切り落とすことで風通しの良い環境が生まれ、病害虫を防ぐことができます。

もし、オリーブの実を収穫したいなら、自家結実しやすい「ルッカ」とうい品種がオススメです。

ルッカは、成長が早く、葉が少しねじれているのが特徴。

収穫したオリーブの実は、塩漬けなどで楽しめますよ。

https://www.instagram.com/p/Bn0Wg23nHNu/?tagged=オリーブの木

 

モミノキ

モミノキと言えば、クリスマスツリーですよね。

公園の植木や建築材として使われてきたもみの木は、最近ではシンボルツリーとしても人気です。

常緑の針葉樹で4月から6月にかけて黄色の小さな花を咲かせます。

木が弱っている様子がなければ特に肥料の心配もいりませんし、病気や害虫にとても強いのでメンテナンスの手間がかかりません。

モミノキは暑さや直射日光に弱いので、ほどよく日光があたる場所を選んで植えてあげましょう。

また、寒さを嫌う傾向があるので日本では北海道と沖縄、日本海側以外の場所で多く育てられている、ということも忘れずに。

建物の壁などの障害物に接していると、枝や葉が傷むことがありますので、周りの空間に余裕がある場所を選んでくださいね。

https://www.instagram.com/p/Bn56lW7hh2B/?tagged=もみの木

 

シマトネリコ

耐暑性があり、沖縄に自生している常緑高木です。

樹高は5~15m程で、5月下旬から7月上旬にかけて細かな白い花を咲かせます。

シンボルツリーとしてとても人気があり、洋風の建物はもちろん和風建築にも合う樹木です。

生長のスピードが速いのでどんどん上に伸びていきますが、丈夫なので少し切りすぎても再び生長をはじめます。

あまり木の高さを出したくない時は、剪定をこまめに行うとよいでしょう。

シマトネリコは数千円の低価格で購入できるのも人気の理由の一つです。

病害虫に強く、温かな地域であれば葉があまり落ちないのでそれほど手間がかかりません。

すっとそびえ立つ姿と自然にそよぐ葉がナチュラルな空間を生み出します。

https://www.instagram.com/p/BIl9LtZA28p/?tagged=シマトネリコの木

ミモザアカシア

オーストラリア原産、半耐寒性常緑樹のミモザアカシア。

日当たり、風通し、水はけの良い土地を好みます。

日本では、関東地方より南の地域で越冬させることができます。

ミモザアカシアの見所は、2月~4月の早春の時期に木いっぱいに咲かせる黄色の花。

よほど雨が降らない日が続かないかぎり、少々放置しても降雨だけで育つ丈夫な木です。

ちょっと手間がかかるのが剪定作業。

根がつかないうちからどんどん上に向かって生長するので、剪定する時はバッサリ切っても構いません。

枝が細く強風に弱い一面もあるので、ビル風のあたる場所など強風が吹きやすいところは避けるようにしてくださいね。

木が小さいうちは、支柱を立ててあげましょう。

鮮やかな花の黄色が背景の色とのはっきりとしたコントラストを生み出す、見応えのある樹木です。

https://www.instagram.com/p/Bgx5uggl90P/?tagged=ミモザアカシア

 

まとめ

シンボルツリーは、その建物のシンボルや目印になるだけでなく、限られた庭のスペースを広く見せる効果や、

シンボルツリー周辺のガーデニングデザインの設計がしやすくなる、などのメリットがあります。

広いスペースがある時は、複数のシンボルツリーを植えても素敵ですね。

また、小さいスペースであれば生長が遅く、小さい木を選ぶと楽に管理ができますよ。

スペースの広さやお住まいの地域の気候に合わせて、建物に合うお気に入りのシンボルツリーを見つけましょう。

Tagged : / / /