秋になり、気温が落ち着いてきたら、いよいよ種まきシーズンの到来です。
冬と春の花壇を賑やかに彩る一年草は、9月〜10月の今が種まきに最適!
今回は秋の種まきにおすすめの一年草を紹介していきます。
「どんな花の種まきをしようか」と悩んでいる方は必見です!
1.秋の種まきにおすすめの一年草【10選】
それではさっそく、秋の種まきにおすすめの一年草を見ていきましょう。
1-1.パンジー・ビオラ
パンジー・ビオラは、冬から春の時期に欠かせない一年草です。
花色が豊富で、花付きも優れていることから大変人気があります。
パンジー・ビオラの種まきの時期は、一般的に9月の中旬ごろからと言われています。
しかし、暑さに弱い草花なので、9月中旬を超えてもまだ気温が高い地域では、気温が落ち着いてからの種まきがおすすめです。
1-2.デイジー
白や赤などの可愛らしい花を咲かせるデイジー。
種まきに適した時期は、8月中旬〜11月の初旬まで。
デイジーの種は光を感じて発芽する好光性種子のため、土を被せずに育てます。
種まき用の土用意したら、育苗トレーや育苗箱へ種をバラまきましょう。
だいたい1週間経過すると、発芽してきます。
それまでは土を乾かさないように管理しましょう。
1-3.ストック
ストックは背丈の高い花を咲かせ、切り花でも大変人気がある一年草です。
ストックの種まきは8月頃から始まります。
発芽適温は20度前後で、種まきをしてから早いもので3日後には発芽します。
注意点としては、冬に強い霜が当たると傷んだり弱ったりするので、なるべく霜が当たらない場所で育てるようにしましょう。
1-4.キンギョソウ
カラフルで艶やかなキンギョソウも、秋が種まきの時期です。
キンギョソウの種は特に小さいので、取り扱う時は種が飛ばないよう十分に気をつけましょう。
キンギョソウの種は好光性種子なので、やはり土を被せずにバラまきします。
水を給水させる時は、必ず底面から給水させましょう。
20cm〜30cmほどの背丈になるので、花壇や庭の後方の草花におすすめです。
1-5.カレンジュラ
カレンジュラの和名はキンセンカです。
キンセンカの方が聞き馴染みがあるという方も多いでしょう。
カレンジュラは黄色やオレンジなどの花色で、初心者でも簡単に育てることができる一年草です。
9月〜10月の秋の時期が種まきに最適。
発芽適温は15度〜20度なので、気温が涼しくなってきた頃がベストです。
種は比較的大きめなので、ポットへ直まきして育てるといいでしょう。
1-6.ルピナス
彩り豊かなルピナスは、暑さに弱いため一年草として扱われます。
種まきに適した時期は、秋の9月〜10月の時期です。
種まきをする前に、水で濡らしたキッチンペーパーに種を包み、そのまま一晩置いて給水処理をしてから種まきをすると、発芽しやすくなります。
種まき後はだいたい20日ほどすると、ようやく小さな芽が出てくるでしょう。
開花には一定の寒さが必要なため、しっかり寒さに当ててください。
1-7.ネモフィラ
ネモフィラは種まきで簡単に育つ一年草なので、春に向けてぜひ種まきにチャレンジしてみましょう。
秋になり、気温が20度前後になってきたら種まきにぴったりの時期です。
ネモフィラは移植を苦手とするので、初心者は直まきがおすすめ。
密にならないよう、発芽したら適度に間引いていきましょう。
春には綺麗なブルーの花が見られるはずです。
1-8.アグロステンマ
アグロステンマは清楚な雰囲気が持ち味で、成長すると1m以上になります。
秋まきの一年草で、花は4月〜7月くらいまで長く楽しめます。
ポットへ種まきするのもよし、花壇や庭へ直接直まきするのもよし。
育てるのが簡単なので、ガーデニング初心者にもおすすめです。
種まき後はおおよそ1週間で発芽します。発芽後は日光へ当てて、健康的に育てましょう。
1-9.クリサンセマム
クリサンセマムは真っ白の可愛い花が、株一面に咲き誇る一年草です。
発芽適温は15度〜20度と、比較的涼しい気温を好むため、9月〜10月の気温が下がってきた時を見計らって種まきをしてください。
また、冬の寒さには強い方ですが、なるべく寒風や霜が当たらない場所で管理することをおすすめします。
1-10.カスミソウ
カスミソウは、素朴で健気に咲き誇る様子が美しい花です。
宿根と一年草のタイプがありますが、両方とも温かい地域では9月〜10月の秋が種まきの時期です。
カスミソウの種も小さいため、種まき用の土へバラまきをしましょう。
水やりの時も、種が流れ出ないように必ず底面給水を行ってください。
2.まとめ
秋の種まきにおすすめの一年草を紹介しましたが、気になる花は見つかりましたか?
秋はさまざまな草花の種まきができる時期です。
種まきをすることで、お気に入りの花の苗がたくさん手に入るので、ぜひこの機会に種を入手し、種まきから花を育ててみましょう。