ハーブの収穫・保存の仕方や4つの増やし方のポイント

ハーブを育てたら収穫をして、料理に入れたり、ハーブティーを作ってみたり…。さまざまな楽しみ方ができる魅力があります。

こちらの記事では、ハーブの収穫のコツ、保存の仕方を解説し、さらにハーブの増やし方を4種類ご紹介していきます。
ハーブをたくさん育てて、暮らしの中に豊かな香りを取り入れていきましょう。

1.ハーブの収穫の仕方

ハーブは葉や茎、花といったように、使い方によって使う部分がさまざまです。

また、種類によって収穫の仕方も変わってきますが、ほとんどのハーブの収穫で共通するコツは、晴れた日の午前中に行うことにあります。
そして、葉や茎を使う場合は、開花期を迎える直前に収穫することもポイントです。
さらに、花を収穫する時は、花が開いてから2日〜3日以内に行うようにしましょう。

収穫する時には、刃先が綺麗で清潔なハサミを使い、育てたハーブを痛めないよう注意しながら収穫していってくださいね。

2.ハーブの保存の仕方

収穫したハーブは、適した保存方法を行えば、数ヶ月〜1年以上保存することができます。
主な保存方法は、乾燥保存冷凍保存です。

硬い木のような性質をもつハーブは、乾燥保存がおすすめで、茎や葉が柔らかい草本タイプのハーブは、冷凍保存向きです。
使い方によっても保存方法が変わってくるので、適した方法を選んで保存をしましょう。

2-1.乾燥保存

ラベンダー、ローズマリーなどは、長めに刈り取って束にできるので、風通しのいい日陰で逆さまに吊るし、乾燥させます。
束にならないものは、新聞紙やキッチンペーパーに広げて乾燥させましょう。

完全にカラカラになるまで乾燥したら、瓶に入れてしっかりフタを閉め、日の当たらない場所で保存します。
乾燥剤があれば、一緒に入れておきましょう。

瓶には作った日の日付を書いておけば、賞味期限の目安になるので、なるべく記入するようにするといいでしょう。

2-2.冷凍保存

ディルやフェンネル、レモングラスなどは、しっかりと水洗いをし、汚れを落としてから、保存袋に入れて冷凍させます。
そのまま使えるように、使いやすい大きさにカットしてから冷凍しましょう。
保存袋にも、冷凍させた日の日付を書いておくようにしてください。

2-3.その他の保存方法

ハーブをオイルにつけて保存する方法もあります。
また、ハーブを酢につけると、ビネガーの完成です。
どちらも料理に使うことができ、ハーブの香りを生かした洋風な料理に仕上がるので、ぜひやってみましょう。

また、バジルは葉を刻んだり、フードプロセッサーで細かくしたりして、オリーブオイルや調味料と合わせれば、バジルソースが作れます。
冷蔵で約1ヶ月くらいはそのまま保存できるので、こちらもぜひ試してみてくださいね。

3.ハーブの増やし方

「ハーブを収穫してもっと活用したい!」そんな方は、もっとハーブを増やして育ててみましょう。
ハーブの増やし方を約4種類ご紹介するので、自分に合った増やし方でハーブをどんどん育ててみてくださいね。

3-1.株分け

株分けとは、根をつけたまま親株から切り離し、子株を新たに作って増やす方法のことを指します。
ですから、株元から枝が一本しか伸びていないような場合には、株分けをすることができません。

ミントやタイム、レモングラスのように、地上から何本も茎が出ているようなハーブであれば、株分けをすることができます。
株分けをするのであれば、必ず株元を見て、ハサミや手で切り分けることができるかをチェックしてから、掘り上げるようにしましょう。

3-2.挿し木

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ルーツポーチのビッグサイズ65ガロンで育てているハーブや野菜達。右隣はオランダ産のイチゴ。いい感じ。 #rootpouch #rootpouchgarden #kitchengarden #gardening #ediblegarden #herbgarden #gardentotable #minigarden #growyourownveggies #freshherbs #homegardening #containergardening #urbangardening #growgreen #ルーツポーチ #ハーブガーデン #植物は育つ #植物を育てる為の植木鉢 #家庭菜園 #キッチンガーデン #ルーツポーチクラブ 65ガロン(直径81cm 高さ45.5cm)はそのまま使うと土が240リットルも入るので折り曲げて使っています。折り曲げると2重になるので強度もアップ。土がたっぷり入るので保水もアップ。ベランダガーデンにもおすすめです。ちなみにこの65ガロン以外に35ガロン(直径60cm 高さ45cm)、20ガロン(直径50cm 高さ45cm)があります。寄せ植えガーデンにおすすめです。

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挿し木は、ほどんどのハーブができる増やし方です。

親株から10cmほどの長さに茎を切り取って、下葉をかき取ります。
葉からは水分が蒸発しやすいので、2〜3枚程度に抑えるといいでしょう。

次に、発根促進剤を切り口につけて、清潔な土に差し込んで挿し木をします。土は赤玉土やバーミキュライト、挿し木用の土を使うようにしましょう。

発根するまで約1ヶ月ほどは、風通しのいい明るい日陰で管理し、土の表面が乾いたら水やりをして待ちます。

発根したらポットや鉢に植え替えて、定植しましょう。

3-3.取り木

取り木は枝や茎の途中から根を発根させ、そこから親株と切り離して定植させる増やし方です。

地を這うようなタイムや匍匐性のローズマリー、地上付近まで茎や枝が伸びてきたミントなどは、取り木がしやすいハーブです。

取り木の仕方は初めに、枝や茎を土に垂らし、Uピンや針金を使って動かないように止めておきます。
次に、止めた部分を土で覆います。

約1ヶ月くらい経過し、土で埋めた部分から根が発根していたら、ハサミで切り離してポットや鉢に植え替えましょう。

3-4.種まき

種まきは時間がかかりますが、一度に多くの苗を作ることができます。

種を収穫したら、それぞれのハーブに適した時期を狙って種まきをしましょう。種が発芽するまでの間は、土が乾かないように常に湿らせて日陰で管理します。
発芽したら日向で管理し、本葉が展開したら間引きをして、ポットに植え替えて育てましょう。

種まきはハーブによって発芽温度が異なるので、種まきをする前に確認してから行ってくださいね。

4.まとめ

いかがでしたでしょうか?

ハーブは香りを活かした料理や飲み物、スイーツなど、さまざまなアレンジができます。
他にも、ドライフラワーにしたり、ポプリで香りを楽しむ方法もあります。
ハーブをたくさん育てて、適切な収穫・保存方法を行い、日々の生活に役立ててみてくださいね。

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