収穫を楽しもう!ガーデニングに最適な実のなる木5選

庭木を植えるなら、収穫もできる果樹を育てたいと思ったことはありませんか?

綺麗な花を咲かせる果樹も多くあるので、目で楽しむことも出来るのが果樹を植える醍醐味と言えるでしょう。

また、お子さんのいらっしゃる家庭でしたら食育や情操教育にも活用することができますよ。

今回は、庭で栽培できる実のなる木5つをご紹介します。

 

フェイジョア

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フェイジョアはブラジル南部、パラグアイ、南米ウルグアイなどが原産地の常緑低木です。

パイナップルグアバ」との別名もあるほど、パイナップルやリンゴ、

バナナを混ぜ合わせたような甘酸っぱさが魅力のガーデニング向きの果実です。

収穫時期は11月以降。

耐寒性に強い特徴のあるフェイジョアですが、マイナス気温の環境では果実の品質が低下してしまいます。

日本国内ではミカンを栽培している場所がフェイジョアの栽培適地とされていますが、

開花の時期と収穫時期を早める工夫をすることで、少々寒い地域での栽培も可能です。

栽培場所は、日光がよくあたり強風にあたらないところがベストです。

また、水はけの良いふかふかした土を好みます。

ジャムやスムージー、シャーベット、もちろん生でも楽しめます。

https://youtu.be/gtlEd18UJGo

 

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梅は、奈良時代からお菓子とて食べられていた記録もあるほど歴史が長い食べ物です。

耐寒性と耐暑性に優れ、生長期の生育適温は15℃以上。

梅の種類には、実のならない「花梅」と実の収穫ができる「実梅」があります。

収穫を目的とする場合は、実梅の「豊後」、「南高」などの品種がおすすめです。

梅は基本的に受粉樹が必要ですので、花の咲く時期が近い品種を2つ以上同時に育てるとよいでしょう。

花粉が少なく受粉樹に適さないような「白加賀」や「露茜」などの品種もありますので、

実梅を育てる場合は、品種選びが最初の重要ポイントです。

春に花が咲き、6~7月になると収穫時期が到来します。

ジュースや梅酒を作る場合は、熟していない緑または黄緑色の果実、梅干しを作る場合は熟して赤みがかかった黄色の実を収穫しましょう。

 

ブルーベリー

アントシアニンが豊富なブルーベリーは、日本では1950年代から栽培が始まったと言われています。

150種類以上の品種がある中でも、紫色をした大玉で甘味が強い「ハイブッシュ系」、

ウサギの目のような赤い果実が特徴の「ラビットアイ系」に大きく分類されます。

ブルーベリーの栽培で注意する点は、同じ系統の違う品種を数種類植えること。

自家不和合性」という同じ品種同士では受粉が成立しない特徴があるからです。

また、もう一つ気を付けることはブルーベリーを狙う鳥の存在です。

収穫時期が近づくとヒヨドリなどが実を狙いに来ますので、防虫ネットなどを活用して実を守りましょう。

実はスムージーやジャム、生で食べるなどして楽しみましょう。

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ザクロ

病害虫にかかりにくいザクロは、楽にガーデニングを楽しめる果樹の一つです。

耐暑性、耐寒性共に優れ、国内では東北より南の地域で多く栽培されています。

実がつかない枝にも赤い花を咲かせるので、観賞用として楽しむこともできますよ。

種から育てる場合は、実を収穫するまでに3~5年の時間が必要ですので、

植える時は苗木を購入するところからはじめましょう。

ザクロは、日当たりと水はけ、保水性のある弱酸性の環境を好みます。

苗木の根が付いたら、基本的には水やりの必要はなく降雨だけで育てることができます。

収穫時期は9~10月。

果実の頭頂部が裂けて、果実が赤くなったのを確認したら摘み取りましょう。

完熟すると中身が飛び出す恐れがあるので、ザクロの様子をよく見極めることがポイントです。

果実酒やジャム、ジュースやサラダで食べることができます。

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ハッサク

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ハッサクはプランターや鉢でも栽培が可能な果樹です。

原産地は日本。

広島県因島市の恵日山浄土寺の境内で江戸時代に偶然発見されたのが始まりで、

元となる品種は現在もはっきりとわかっていません。

樹勢が強いので、植える場合はある程度土地の広さに余裕がある場所を選びましょう。

また、関東より南側の暖かい地域、日当たりが良く冬の寒い風に直接あたらない場所がよいでしょう。

1本でも自家結実が可能ですが、実のつきが弱くなるので、近くにナツミカンやアマナツを植えたり、

人工授粉をしたりすると立派で甘いハッサクを育てることができますよ。
収穫時期は12月中旬から1月上旬。

遅めに収穫するとハッサクの糖度を増やすことができます。

冬の寒さが心配な地域での栽培の場合は、早めに収穫して寒害を避けましょう。

ハッサクは、5℃くらいの場所であれば2ヶ月間保存が可能です。

また保存時間が長くなればなるほど酸味が抜けて、食べやすくなる特徴があります。

生長の速度が速いので毎年3月に、害虫予防や風通しを良くするために剪定を行ってください。

ハッサクは縁起の良い木としても知られていますので、食べるためだけでなく縁起担ぎをしたい方にもおすすめします。

 

まとめ

今回ご紹介した以外にも、ガーデニングで楽しめる果樹はたくさんあります。
自分にぴったりな果樹を見つけて、収穫を楽しんでくださいね。

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一つあるだけでガーデニング上級者!?存在感抜群の寄せ植え5選をご紹介

パッと目を引くような寄せ植えが一つあるだけで、「この人はガーデニング上級者だ!」と思わせるような寄せ植えがあると気分が上がりますよね?

実は寄せ植えにも種類がさまざま。

容器によってもガラリと印象が変わってきます。

飾る場所が限られているような場合でも、壁にかけたり吊るしたりすることで、ガーデニングスペースを確保することもできるんです!

今回は寄せ植えの中でも、代表的な種類の寄せ植えをご紹介していきます。

 

コンテナの寄せ植え

https://www.instagram.com/p/BhqwLUFH47P/?hl=ja&tagged=春の寄せ植え

コンテナの種類には、「テラコッタ」や「素焼き鉢」、「プラスチック」や「木製のもの」、「ブリキ缶」といったさまざまなものがあります。

コンテナ次第で寄せ植えの見栄えがガラリと変化するので、デザイン性を重視してコンテナを選ぶのもおすすめです。

特に寄せ植えにおすすめなコンテナといえば、素焼き鉢とテラコッタです。

テラコッタや素焼き鉢は、通気性・排水性に優れているというメリットがあります。
寄せ植えは多くの植物を使用するので、蒸れや根腐れを引き起こしてしまう場合があるのですが、通気性・排水性を高めることで防ぐことができます!

さらに、壊れたりしない限りはずっと使用することができ、自然な風合いが植物とマッチして寄せ植えをさらに引き立ててくれる効果もあります!

コンテナの中に寄せ植えする植物は、『低・中・高』と高さ変えてあげることで、寄せ植えに立体感が出てきます。

枝垂れるように伸びていくアイビーやプミラ、ワイヤープランツを植えることで、コンテナとの境界を埋めてよりナチュラルな寄せ植えを作ることもできますよ。

おしゃれなコンテナを使って、コンテナの寄せ植えを素敵に飾りましょう!

https://youtu.be/7ddybWjLjYs

カゴの寄せ植え

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カゴを使った寄せ植えは、花がカゴから溢れ出るようなロマンチックな寄せ植えにするのがおすすめです。

全体を丸い曲線を描くように、植えていくのがポイント。

メインの花はフワーッと茂るようなタイプのものを選ぶと、成長しても形が崩れずによりボリュームのあるカゴの寄せ植えになります。

小さい花がつく植物を植え込んでいくと、野花を摘んできたような寄せ植えにもなるので、カゴを活かして自分好みの可愛い寄せ植えを作ってみるのも楽しいでしょう。

天然素材の藤カゴを使用すると、すぐに痛んできてしまうのがデメリット。

水にも強いプラスチック製のカゴも販売されているので、何度も使用したい場合は、そちらを選ぶといいですよ!

リースの寄せ植え

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ドーナツ型の容器に土を入れて植物を植え込んでいくことで、リースの寄せ植えを作ることが出来ます。

リースといえばクリスマスですよね!

葉牡丹を使ったり、赤いビオラと緑のリーフで玄関をクリスマスムードにすることも出来ます。

リースの寄せ植えは、成長した植物をリースの形に剪定してあげるのも長く楽しむコツ。

成長速度の遅い多肉植物を使った多肉リースも可愛くておすすめですよ!

https://youtu.be/liDXsncOEfI

吊り下げハンギングバスケットの寄せ植え

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イギリスの街並みはハンギングバスケットの宝庫です!

道ゆくごとに、さまざまなハンギングバスケットの寄せ植えが飾られています。

花壇がなくても、吊り下げることでスペースを確保し、空間を彩ることができるのが最大のメリットです。

容器に切り込みを入れて、植物を下の方まで植え込んでいくことにより、花のボールのような寄せ植えを作ることができます。

一株でも大きく成長するようなサフィニアなどの花を植え込んでいくと、少ない花数でも簡単にゴージャスな吊り下げハンギングバスケットが完成します。

空間を上手に使って、ガーデニングを楽しみましょう!

壁掛けハンギングバスケットの寄せ植え

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壁掛けタイプのハンギングバスケットは、主にスリットが入っている容器にバランスよく植物を植えて、丸く仕上げるのが特徴です。

一つの容器に植物を約10〜15株くらいの数を根鉢を細くして植え込んでいくので、ある程度の技術が必要になってきます。

メインの花、サブの花、引き立て役の花やリーフを上手に組み合わせて作る寄せ植えは、圧巻の見応えです。

一つの鉢だけでも十分にガーデニング魂が感じられる寄せ植えでしょう。

殺風景なフェンスや壁を、壁掛けハンギングバスケットでおしゃれに素敵に飾ってみてはいかがですか?

まとめ

寄せ植えは、一つの容器にいくつかの植物を植え込んで作っていく、ガーデニングスタイルです。

限られたスペースの中で、気に入ったデザインのコンテナで寄せ植えを作るのもいいですし、リースやカゴを使って可愛い寄せ植えを飾るのもいいですよね。

ハンギングバスケットなら今まで見落としていた場所も、ガーデニングに有効活用することもできます。

存在感抜群の寄せ植えを飾って、さらにガーデニングを楽しみましょう!

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