冬の間にやっておきたい庭仕事!花壇のお手入れ5つのポイントをご紹介

いよいよ本格的な冬が到来してきましたね!

凍えるような寒さの中、ガーデニングに励んでいる方もいらっしゃるのではないでしょうか?

そう、実は冬の間に花壇や花、植物のお手入れをすることで、一年間の植物の状態がガラリと変わるんです。

今回は冬の間にやっておきたい庭仕事の中で、主に5つのポイントをご紹介していきます。

土壌改良

冬の間に必ずやっておきたい庭仕事には、まず土壌改良が挙げられます。

一年間を通してさまざまな植物を植え込んだ土の中は、
害虫の卵や幼虫、病気の元となる細菌が多く住みついています。

そのままにしてしまうと、さらに土の状態が悪化し、植物の成長を妨げてしまう事態に陥ってしまいます。

悪循環を防ぐために、冬の寒さを利用して土の中の病害虫を退治しましょう

大きなスコップやシャベルを使い、花壇の土を深層部から掘り起こします。

そうすることで地中深くに潜っていた病害虫が、冬の寒さに当たることで死滅させることができるんです。

この作業を園芸用語では「天地返し」と呼んでいます。

天地返しをすることで病害虫を退治し、さらに土が空気を含んで通気性のいい土になるメリットもあります。

冬の時期がもっとも効果が大きいので、ぜひ土壌改良のために天地返しをしてみましょう!

https://www.instagram.com/p/BqzLxPKB_Cs/

寒さ対策

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冬の寒さに耐えきれない花や植物は、室内に取り込むか、寒風、霜が当たらないような軒下などに移動させます。

植物によっては、マルチングが必要なものも出てきます。

マルチング資材は、ワラやバークチップ、ウッドチップ、
ココヤシファイバーなど種類が豊富にあるので、お好みの資材を選んで使用しましょう。

花壇に地植えしてあるものは移動ができないので、マルチング資材を使うか、
盛り土や腐葉土を敷き詰めて冬の寒さ対策を施します。

ラップやビニール袋、不織布や麻布で植物を覆ってあげるのも効果的です。

自宅にあるものを使って構わないので、冬の寒さ対策をしっかりとしていきましょう。

https://www.instagram.com/p/CBy5aEPg3k7/

剪定

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植物によっては、冬の剪定が適しているものがあります

冬剪定の中でもバラが代表的なので、バラを例に挙げて解説していきます。

バラは冬の時期に葉を落とし、冬越しのため休眠に入ります。

そのため冬に剪定をすることは、バラにとってもっともダメージが少なく済む時期です。

株姿を整えたり、古くなった枝を取り除くチャンスなので、必ず剪定を行いましょう。

ただし、植物によっては、冬の剪定で弱ってしまうものもあります。

剪定をする前に、適した時期を必ず調べてからおこなうようにしましょう

寒肥

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寒肥(かんごえ・かんぴ)は、冬に施す肥料のことを指します

一年間の植物の成長を左右する重要な冬の作業のひとつ。

休眠しているため、冬の時期が一番根へのダメージが少なく、地中深くまで掘り起こすことができます。

バラや庭木を植えている方は、必ず寒肥を施しましょう。

土を掘り起こし、有機肥料を与えることで、土中の土壌改良にも大きく役立ちますよ。

植え替え

https://www.instagram.com/p/BqWnd7AFYHE/

秋まで頑張った草花も、冬の厳しい寒さでとうとう枯れてしまった…。

そんな時には思い切って植え替えをしましょう

枯れたり、弱ったりした草花は、耐寒性があるものに植え替えをします

冬から春にかけて咲き続けるパンジーやビオラは、特におすすめです。

花壇に植え替え、空いたスペースに今後どのような植物を植え込んでいくか、計画していくといいですよ。

冬は花壇が寂しくなって残念に感じますが、冬は一年間の植栽計画をするチャンスでもあります。

多年草や宿根草を上手に使い、負担のかけない一年間のガーデニング計画をしてみてはいかがでしょうか?

まとめ

・病害虫を死滅させる土壌改良をおこなう
・耐寒性がない植物は寒さ対策をする
・冬剪定でダメージを少なく
・寒肥
・植え替え

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エアプランツを育てよう! 育て方のポイント5つをご紹介

お庭の景観が寂しくなるこの季節。

お家の中でエアプランツを育ててみませんか?

エアプランツは、西インド諸島、アメリカの中央から南部にかけた地域の、
砂漠や山の中に自生している常緑の多年草植物です。

土を必要とせず、株の表面から空気中の水分を吸収して生長します。

種類によっては上手に育てると、花を見ることもできますよ。

今回は、お部屋の中で気軽に育てられるエアプランツの育て方についてご紹介します。

 

エアプランツの種類

沢山の種類があるエアプランツですが、大きく分けると「銀葉種」と「緑葉種」があります。

「銀葉種」の特徴は葉の表面が少し白っぽくみえること。

これは、葉の表面にトリコーム(葉を覆う毛)が付着していることが原因です。

トリコームが葉にあることで、水分を吸収しやすいこと以外にも、
暑さや乾燥に強くなるなどのメリットがあります。

また、トリコームが葉の表面を覆っていることで、エアプランツの葉の色彩が美しくなると言われています。

銀葉種のエアプランツでは、「チランジア・ストレプトフィラ」や「チランジア・イオナンタ」、
「チランジア・ウスネオイデス」などが人気です。

一方、「緑葉種」の特徴はツルツルとした手触りです。

トリコームがない分、銀葉種に比べて直射日光や乾燥に弱いので、多めに水分を与えることがポイントです。

https://www.instagram.com/p/BZP4y7xnfYR/

https://youtu.be/qHNWSv87_nQ

エアプランツの選び方

エアプランツは容易に購入することができる植物です。

実際自分の目でみて購入るすなら、100均やホームセンター、
観葉植物などを多く取り扱う専門店へ出向くとよいでしょう。

また、近くに店舗がない場合はネットショップを利用するのも方法の一つです。

どの植物にも言えることですが、購入する時は元気なものを手に入れたいですよね。

エアプランツを選ぶ時のポイントは、以下の3点です。
・葉色が綺麗で変色していない
・株を持った時に重みを感じる
・株元がしっかりしている(柔らかいものやスカスカしているものはNG)

必要な量の日光が当たり、きちんと管理されているエアプランツの葉は綺麗な緑色をしています。

アブラムシなどの害虫の被害や病気にかかっている時は、
葉色が茶色や白、黄色く変色している場合があるので気をつけましょう。

また、株元が腐っているものや、
水分を含んでいないことで重みを感じないエアプランツは健康的に育っているものではありませんので注意しましょう。

https://www.instagram.com/p/BpmfVp7h57I/

https://youtu.be/zElPBc3vT8Q

エアプランツに適した環境

エアプランツは耐暑性に優れ、水分の少ない砂漠地帯や濃い霧がでるような場所に生えている植物です。

直射日光を嫌う特徴があり、あまり強い光に当てると葉焼けを起こす可能性が出てきます。

そのため、家の中でエアプランツを育てる場合は
日光の当たる部屋のカーテン越しに置き場所を確保してあげるとよいでしょう。

屋外で育てる場合も同様に、適度な日なた(遮光率30~50%)が適しています。

自然界以外の環境で育てる時は、日光以外に水も重要な要素の一つです。

先述の通り、エアプランツは空気中の水分を吸収して成長する植物ですが、
家の中で育てる場合は、定期的な水やりが必要です。

https://www.instagram.com/p/BbbveRcAro_/

エアプランツの水やり方法

エアプランツの主な水やり方法は、ミスティングとソーキングの2種類です。

それぞれの水やり方法をご紹介します。

ミスティング

ミスティングとは、その名の通り霧吹きなどで水を与える方法です。

エアプランツにミスティングをする頻度は、週に2~3回が目安

夏の気温が高い時期は、夕方以降に気温が下がってから行うようにしてください。

ただし、猛暑の熱帯夜などはエアプランツが腐ってしまうこともありますので、
エアコンなどで温度調節をし、控え目に水を与えましょう。

秋口から春にかけての気温が比較的低い季節の場合は、
日中の気温が上昇しているうちにミスティングをおこないましょう。

特に真冬はエアプランツが休眠期に入るので、1週間に1回くらいの頻度でかまいません。

どの季節にも共通することは、エアプランツがしっかり濡れるほどたっぷりと水を吹きかけることです。

 

ソーキング

ソーキングとは、容器に水をはりその中にエアプランツを浸す水やり方法です。

月に1~2回、数時間が目安

ただし、株が元気な様子であれば行う必要はありません

株が萎れかけて元気がない場合や、
ミスティングをするのを長期間忘れていた場合などにソーキングをするとよいでしょう。

注意することは、ソーキング後はエアプランツをきちんと乾燥させること。

適度に風が通る場所に置いて、株が腐るのを防いであげましょう。

https://www.instagram.com/p/BJly-tDBTLF/

エアプランツの飾り方

自然界におけるエアプランツは、株元に小さな根を活用し、岩などに活着する習性をもちます。

飾る方法は多様にありますが、素焼きの鉢と活着できる素材を用意してあげることで、
安定してエアプランツを育てることが可能です。

エアプランツが活着する素材には、水はけの良い軽石や扱いやすく汎用性の高いバークなどがおすすめです。

他にも、保湿性に優れた水苔も活用が可能です。

市販されている水苔を水で戻し、水分をある程度取り除いたら軽くエアプランツに巻き付けましょう。

鉢の中央に設置したら、エアプランツの周辺をさらに水苔で埋めていきます。

この時、鉢底に用意した鉢底ネットとエアプランツを紐で結んで固定してあげると活着しやすくなりますよ。

エアプランツは繊細な造りのものが多いので、優しく丁寧に取り扱ってくださいね。

https://www.instagram.com/p/BkuL6epnM-v/

https://youtu.be/_nILTxTMzmg

まとめ

限られたスペースでも緑を感じることができるエアプランツ。

飾り型を工夫すれば、お部屋の雰囲気がぐっとオシャレになりますね。

手軽に購入することができますので、色々なエアプランツを試してお気に入りを見つけましょう。

https://www.instagram.com/p/Bk6VzSsHUSl/

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これさえ押さえれば完璧!種まきに失敗しない6つのポイントとは?

植物を種から育てることで、コストの削減と多くの苗が手に入るというメリットがあります。

しかし、「種から育てるのは自信がない」「発芽せずに失敗してしまう」この様な声が多いのも事実です。

今回は種まきに失敗しない6つのポイントを解説していきます。

こちらの記事を参考にして、ぜひ種まきにチャレンジしてみてくださいね!

発芽温度

最初のポイントは、種の発芽温度です。

種にはそれぞれ発芽に適した温度があります。

冬を代表する一年草、パンジーを例に挙げましょう。

パンジーは気温が20度前後で発芽しますが、25度を超えてしまうと暑さによって発芽が厳しくなってしまいます。

よって、気温が下がってきた9月〜10月くらいに種まきをしてあげると、発芽率が上がります。

また、時期を逃してしまい11月〜12月にまいた場合は、気温が下がり種の発芽は厳しくなってしまいます。

今回はパンジーを例に挙げましたが、植物によって適した発芽温度は異なります。

種を購入する時には、商品パッケージに種まきの時期が記載されているので、そちらをチェックするようにしましょう。

自分で種を採取した場合には、必ず種まきに適した時期や発芽温度を調べ、確認してください。

https://www.instagram.com/p/BpyFBXRBqYH/

好光性種子か嫌光性種子か?

https://www.instagram.com/p/BqPzVGyFyEW/

2つ目のポイントは、好光性種子・嫌光性種子のどちらのタイプなのかを知ることです。

ほとんどの種は嫌光性種子なので、土を上に被せることで発芽させることができます。

しかし、夏を代表とするペチュニア、金魚草などは、光がないと発芽しない光好性種子です。

このような光好性種子をまく場合、覆土してしまうと光が当たらずに発芽してくれなくなってしまうので、
土の上にパラパラとまいて光に当ててあげるといいでしょう。

水やりの際には、種が流されないようにジョーロにハスロを付けて水やりをするか、
霧吹きでスプレーするように水をかけてあげるのがおすすめです。

種まきの仕方

https://www.instagram.com/p/BpxqG9GH8TR/

種まきの仕方を解説する前に押さえておきたいポイントは、種まきをする植物が直根性の植物であるかというところです。

直根性の植物は根を下に伸ばし、移植を嫌います。

せっかく発芽したのに植え替えをしたら枯れてしまった。

このような時は、植物が直根性であった可能性があります。

茨城のひたち海浜公園で一躍人気になったネモフィラも直根性の植物。

これらの直根性の植物を種まきする場合は、直まきと言って植えたい場所にそのままパラパラと種まきするのがおすすめです。

こうすることで移植による根のダメージを避け、植え替えをする手間もなくなります。

直根性の植物は、なるべく直まきにするということを押さえておきましょう。

それ以外の植物は、ポットやプランター、育苗箱に種まき用の土を入れて種をまきます。

光好性種子以外は、種をまいて軽く土を被せ覆土し、水やりをしたら終了です。

管理の仕方

https://www.instagram.com/p/BprRlWxlTkC/

発芽するまでは、乾燥させないように水やりをするのがポイントです。

常に土の状態を観察し、乾燥していないかチェックしましょう。

底面吸収トレーを使うと、常に水を張っておけばいいだけなので便利です。

また、嫌光性種子の場合は暗くしてあげることで、発芽率をあげることができます。

育苗箱やポットの上に、日光を遮る工夫をしてあげるか、日陰に置くといいでしょう。

種が発芽したら日よけを取り、明るい場所へ置いて管理するようにします。

間引き

https://twitter.com/miyan_05/status/989699605284642816

種が発芽してくると密集した状態になるので、間引きをしましょう。

間引きでのポイントは、健康な苗を選定することです。

・葉が黄色い
・貧弱なもの
・葉が揃っていない

上記のようなものは、ピンセットを使って引き抜いていきます。

この時、健康な苗を一緒に引き抜いてしまわないように気をつけてください。

土が掘り起こされてしまうような場合には、ハサミを使って上部を切り取ってしまうといいでしょう。

植え替え

https://www.instagram.com/p/Bp6tWD2Hkod/

本葉が4枚くらいになったら、植え替えをしましょう。
植え替えでのポイントは、事前に土を湿らせておくことです。

土を湿らせておくことで、根についた土が落ちにくくなり、痛めてしまうことを防ぎます。

小さいポットを用意して、苗を1本ずつ植え替えていきます。

この時も手で扱うのが不安であれば、ピンセットや箸を使ってあげるといいでしょう。

植え替え後の管理は、土の表面が乾いてから水やりをするようにします。

液体肥料を1週間〜10日に一度あげて、苗の成長を助けましょう。

https://youtu.be/wED1MiuI8jI

まとめ

いかがでしたでしょうか?

種まきは主に6つのポイントを押さえることで発芽率をあげ、上手に健康な苗を作ることができます。

今まで種まきに失敗してしまっていた方は、
特に発芽温度、光好性種子・嫌光性種子、直根性の植物であるかを必ず確認してから、種まきをするようにしましょう。

こちらの種まきの仕方を参考に、ぜひガーデニングに役立ててくださいね!

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