庭がない家庭やマンションやアパートに住んでいる方も、ベランダを利用すればガーデニングを楽めるようになります。
お花や植物が大好きな方は、ぜひベランダガーデニングにチャレンジしてみましょう。
今回は壁面や空間、鉢植え、フラワースタンド、この4つの方法でできる初めてのベランダガーデニングをご紹介します。
1.ベランダガーデニングを鉢植えで楽しもう
初めてベランダガーデニングをする方は、簡単で一鉢からでもできる鉢植えからスタートしましょう。
まずはベランダが東、西、南、北のどこに面しているのかを確認します。
ベランダの向きによって環境が変わるため、育てやすい植物を見つけることができます。
<ベランダの向きに適した植物の選び方>
・北向きのベランダ→日陰、半日陰で育つ植物。
シェードガーデン向けの植物を選ぶ。
・南向きのベランダ→日向で育つ植物。
夏は高温になるため、暑さに強い植物がおすすめ。
・西向きのベランダ→日向で育つ植物。
夏は特に西日が強いため、直射日光や高温に耐えられるような暑さに強い植物がおすすめ。
・東向きのベランダ→半日陰、日向で育つ植物。
植物にとって、もっとも生育がしやすい環境のため、さまざまな植物が選べる。
観葉植物、草花、木、多肉植物など、さまざまな種類があるので、初めてのベランガーデニングでは迷ってしまいがち。
植物を育てることも初めての方は、木や多肉植物が育てやすく、手入れも簡単なのでおすすめです。
花はベランダを華やかに飾ってくれるので、日光に当てたり、肥料を与えたりして、たくさんの花を咲かせてあげましょう。
2.壁面や空間をガーデニングスペースへ
ベランダの柵やラティスを使えば、鉢を吊るしたり、壁にかけたりして、壁や空間がガーデニングスペースになります。
この方法なら、手狭なベランダでもガーデニングが楽しめ、より多くの植物が育てられます。
ただし、アパートやマンションのベランダは、風が強く、落下すると危険です。
また、規約よっては、ガーデニング用品が置けないこともあります。
安全に配慮したうえで、できる範囲内でベランダガーデニングを楽しみましょう。
多肉植物を壁にかけたり、ラティスにハンギングバスケットを飾ったりすれば、ベランダが一気におしゃれな空間に。
他にも、ゴーヤやアサガオなどのつる性の植物を育てれば、夏に清涼感たっぷりの緑のグリーンカーテンができます。
お気に入りの植物を見つけて、たくさんの植物を育ててみてくださいね。
3.フラワースタンドでオシャレに飾る
ベランダでたくさんの植物を育てる場合、フラワースタンドが必要になります。
1段、2段と鉢植えを飾れば、スペースが有効活用できます。
トレリスが付いているものなら、ハンギングを楽しめたり、つる性の植物を絡ませたりすることもできます。
また、フラワースタンドは、日光が全体に当たりやすくなり、風通しもよくなるといったメリットも。
草花は日に当たることで、健康に育ち、花付きがよくなります。
風通しがよくなることで、蒸れや加湿になることを防ぎ、病気の予防にも繋がります。
フラワースタンドを使うことで、植物を育てるいい環境が整うでしょう。
木やアイアン、プラスチックのものなど、フラワースタンドの種類はさまざま。購入する前に、ベランダのサイズを確認し、動線を妨げないような形や大きさのものを選ぶようにしましょう。
また、雨や風に当たっても、丈夫で壊れにくい素材のものがおすすめです。
4.ベランダをアレンジして雰囲気づくり
ベランダガーデニングをより楽しむには、雰囲気づくりが大切です。
ベランダマットやタイルを敷くだけで、見違えるようにベランダが素敵な空間になります。
生活感が漂う室外機には、おしゃれな室外機カバーをかけて、フラワースタンド代わりにしてみましょう。
オーナメントも雰囲気作りに役立ちます。車輪や自転車、動物、プレートなどをベランダに配置し、部屋やリビングとは一味違う空間を味わえます。
テーブルやチェアを置けば、ベランダが憩いの場へ。
花や緑に囲まれて読書やティータイムが楽しめるようになり、ベランダが特別な場所になるかもしれません。
ベランダガーデニングを夜も楽しむために、電気を付けてみるのもおすすめです。
ソーラーライトなら、太陽光で充電ができ、夜になると光り始めます。
クリスマスの時期に、育てやすいコニファーや、お馴染みのモミの木をクリスマスツリー代わりにして飾り付けするなんてこともできます。
理想とするベランダガーデニングの雰囲気をイメージし、それに合うようなガーデニング用品を選びましょう。
5.まとめ
ベランダガーデニングは、花や木など、1つの鉢植えからでも始められます。
より素敵なベランダガーデニングを目指すには、フラワースタンドやオーナメントを置いたり、ベランダをアレンジしたりしてみましょう。
花や緑でベランダを飾り、素敵な空間をつくってみてくださいね。