収穫を楽しもう!ガーデニングに最適な実のなる木5選

庭木を植えるなら、収穫もできる果樹を育てたいと思ったことはありませんか?

綺麗な花を咲かせる果樹も多くあるので、目で楽しむことも出来るのが果樹を植える醍醐味と言えるでしょう。

また、お子さんのいらっしゃる家庭でしたら食育や情操教育にも活用することができますよ。

今回は、庭で栽培できる実のなる木5つをご紹介します。

 

フェイジョア

https://www.instagram.com/p/Bonlxd7HEWi/?hl=ja&tagged=%E3%83%95%E3%82%A7%E3%82%A4%E3%82%B8%E3%83%A7%E3%82%A2

フェイジョアはブラジル南部、パラグアイ、南米ウルグアイなどが原産地の常緑低木です。

パイナップルグアバ」との別名もあるほど、パイナップルやリンゴ、

バナナを混ぜ合わせたような甘酸っぱさが魅力のガーデニング向きの果実です。

収穫時期は11月以降。

耐寒性に強い特徴のあるフェイジョアですが、マイナス気温の環境では果実の品質が低下してしまいます。

日本国内ではミカンを栽培している場所がフェイジョアの栽培適地とされていますが、

開花の時期と収穫時期を早める工夫をすることで、少々寒い地域での栽培も可能です。

栽培場所は、日光がよくあたり強風にあたらないところがベストです。

また、水はけの良いふかふかした土を好みます。

ジャムやスムージー、シャーベット、もちろん生でも楽しめます。

https://youtu.be/gtlEd18UJGo

 

https://www.instagram.com/p/Bk-J_0DAzyz/?hl=ja&tagged=%E6%A2%85%E3%81%AE%E5%AE%9F

梅は、奈良時代からお菓子とて食べられていた記録もあるほど歴史が長い食べ物です。

耐寒性と耐暑性に優れ、生長期の生育適温は15℃以上。

梅の種類には、実のならない「花梅」と実の収穫ができる「実梅」があります。

収穫を目的とする場合は、実梅の「豊後」、「南高」などの品種がおすすめです。

梅は基本的に受粉樹が必要ですので、花の咲く時期が近い品種を2つ以上同時に育てるとよいでしょう。

花粉が少なく受粉樹に適さないような「白加賀」や「露茜」などの品種もありますので、

実梅を育てる場合は、品種選びが最初の重要ポイントです。

春に花が咲き、6~7月になると収穫時期が到来します。

ジュースや梅酒を作る場合は、熟していない緑または黄緑色の果実、梅干しを作る場合は熟して赤みがかかった黄色の実を収穫しましょう。

 

ブルーベリー

アントシアニンが豊富なブルーベリーは、日本では1950年代から栽培が始まったと言われています。

150種類以上の品種がある中でも、紫色をした大玉で甘味が強い「ハイブッシュ系」、

ウサギの目のような赤い果実が特徴の「ラビットアイ系」に大きく分類されます。

ブルーベリーの栽培で注意する点は、同じ系統の違う品種を数種類植えること。

自家不和合性」という同じ品種同士では受粉が成立しない特徴があるからです。

また、もう一つ気を付けることはブルーベリーを狙う鳥の存在です。

収穫時期が近づくとヒヨドリなどが実を狙いに来ますので、防虫ネットなどを活用して実を守りましょう。

実はスムージーやジャム、生で食べるなどして楽しみましょう。

https://www.instagram.com/p/BmFChwNl3EA/?hl=ja&tagged=%E3%83%96%E3%83%AB%E3%83%BC%E3%83%99%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%81%AE%E6%9C%A8

 

ザクロ

病害虫にかかりにくいザクロは、楽にガーデニングを楽しめる果樹の一つです。

耐暑性、耐寒性共に優れ、国内では東北より南の地域で多く栽培されています。

実がつかない枝にも赤い花を咲かせるので、観賞用として楽しむこともできますよ。

種から育てる場合は、実を収穫するまでに3~5年の時間が必要ですので、

植える時は苗木を購入するところからはじめましょう。

ザクロは、日当たりと水はけ、保水性のある弱酸性の環境を好みます。

苗木の根が付いたら、基本的には水やりの必要はなく降雨だけで育てることができます。

収穫時期は9~10月。

果実の頭頂部が裂けて、果実が赤くなったのを確認したら摘み取りましょう。

完熟すると中身が飛び出す恐れがあるので、ザクロの様子をよく見極めることがポイントです。

果実酒やジャム、ジュースやサラダで食べることができます。

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ハッサク

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ハッサクはプランターや鉢でも栽培が可能な果樹です。

原産地は日本。

広島県因島市の恵日山浄土寺の境内で江戸時代に偶然発見されたのが始まりで、

元となる品種は現在もはっきりとわかっていません。

樹勢が強いので、植える場合はある程度土地の広さに余裕がある場所を選びましょう。

また、関東より南側の暖かい地域、日当たりが良く冬の寒い風に直接あたらない場所がよいでしょう。

1本でも自家結実が可能ですが、実のつきが弱くなるので、近くにナツミカンやアマナツを植えたり、

人工授粉をしたりすると立派で甘いハッサクを育てることができますよ。
収穫時期は12月中旬から1月上旬。

遅めに収穫するとハッサクの糖度を増やすことができます。

冬の寒さが心配な地域での栽培の場合は、早めに収穫して寒害を避けましょう。

ハッサクは、5℃くらいの場所であれば2ヶ月間保存が可能です。

また保存時間が長くなればなるほど酸味が抜けて、食べやすくなる特徴があります。

生長の速度が速いので毎年3月に、害虫予防や風通しを良くするために剪定を行ってください。

ハッサクは縁起の良い木としても知られていますので、食べるためだけでなく縁起担ぎをしたい方にもおすすめします。

 

まとめ

今回ご紹介した以外にも、ガーデニングで楽しめる果樹はたくさんあります。
自分にぴったりな果樹を見つけて、収穫を楽しんでくださいね。

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シンボルツリーを植えよう!洋風建築に合うおすすめの木5選

家や店舗の象徴とされるシンボルツリー

1本植えることで、建築物の景観が引き立ち印象を強くすることができます。

開業や新築、引っ越しや子どもの誕生などに合わせて記念樹として植えるのも素敵ですよね。

シンボルツリーにする樹木を選ぶ時は、

・葉の緑や花色が綺麗なもの
・枝や葉、幹の独特なフォルムで見る人を楽しませるもの
・紅葉を見ることができて四季を感じられるものなど

が好まれる傾向にあります。

建物のイメージや日当たりの環境に合わせて、シンボルツリーを植えてみませんか?

そこで今回は、洋風建築にあうシンボルツリー5つをご紹介したいと思います。

 

アメリカハナミズキ

北米が原産地、樹高が5~12mにもなる落葉樹。

4月下旬から5月上旬にかけて、直径5㎝ほどの丸い形をしたピンクや白のかわいらしい花を咲かせ、秋になると実が熟して紅葉を見ることができます。

直射日光が苦手ですが、日当たりと風通し、水はけの良い場所を好み、病害虫にも強い特徴があります。

また、そのままにしておいてもある程度形が定まりながら成長していくので、剪定の手間がそれほどかからず楽に育てることができますよ。

高さがある木なので、シンボルツリー以外に、部屋の目隠しとしても大活躍。

株元には、高さのないハーブや草花を植えてあげるとで、より一層素敵に建築物を演出します。

https://www.instagram.com/p/BTTApoLjrNc/?tagged=アメリカハナミズキ

オリーブ

地中海地方が原産とされている常緑樹です。

オリーブはなんと言っても、乾燥と冬の寒さに強いのが特徴なので屋外で育てるのにとても適しています。

繊細な葉が幾重にも重なった姿は、建物にオシャレなイメージをもたらします。

オリーブは成長すると共に、枝がどんどん伸びる特徴があります。

古い枝、徒長枝、枯れている枝は剪定してあげてくださいね。

また、混み合っている枝を切り落とすことで風通しの良い環境が生まれ、病害虫を防ぐことができます。

もし、オリーブの実を収穫したいなら、自家結実しやすい「ルッカ」とうい品種がオススメです。

ルッカは、成長が早く、葉が少しねじれているのが特徴。

収穫したオリーブの実は、塩漬けなどで楽しめますよ。

https://www.instagram.com/p/Bn0Wg23nHNu/?tagged=オリーブの木

 

モミノキ

モミノキと言えば、クリスマスツリーですよね。

公園の植木や建築材として使われてきたもみの木は、最近ではシンボルツリーとしても人気です。

常緑の針葉樹で4月から6月にかけて黄色の小さな花を咲かせます。

木が弱っている様子がなければ特に肥料の心配もいりませんし、病気や害虫にとても強いのでメンテナンスの手間がかかりません。

モミノキは暑さや直射日光に弱いので、ほどよく日光があたる場所を選んで植えてあげましょう。

また、寒さを嫌う傾向があるので日本では北海道と沖縄、日本海側以外の場所で多く育てられている、ということも忘れずに。

建物の壁などの障害物に接していると、枝や葉が傷むことがありますので、周りの空間に余裕がある場所を選んでくださいね。

https://www.instagram.com/p/Bn56lW7hh2B/?tagged=もみの木

 

シマトネリコ

耐暑性があり、沖縄に自生している常緑高木です。

樹高は5~15m程で、5月下旬から7月上旬にかけて細かな白い花を咲かせます。

シンボルツリーとしてとても人気があり、洋風の建物はもちろん和風建築にも合う樹木です。

生長のスピードが速いのでどんどん上に伸びていきますが、丈夫なので少し切りすぎても再び生長をはじめます。

あまり木の高さを出したくない時は、剪定をこまめに行うとよいでしょう。

シマトネリコは数千円の低価格で購入できるのも人気の理由の一つです。

病害虫に強く、温かな地域であれば葉があまり落ちないのでそれほど手間がかかりません。

すっとそびえ立つ姿と自然にそよぐ葉がナチュラルな空間を生み出します。

https://www.instagram.com/p/BIl9LtZA28p/?tagged=シマトネリコの木

ミモザアカシア

オーストラリア原産、半耐寒性常緑樹のミモザアカシア。

日当たり、風通し、水はけの良い土地を好みます。

日本では、関東地方より南の地域で越冬させることができます。

ミモザアカシアの見所は、2月~4月の早春の時期に木いっぱいに咲かせる黄色の花。

よほど雨が降らない日が続かないかぎり、少々放置しても降雨だけで育つ丈夫な木です。

ちょっと手間がかかるのが剪定作業。

根がつかないうちからどんどん上に向かって生長するので、剪定する時はバッサリ切っても構いません。

枝が細く強風に弱い一面もあるので、ビル風のあたる場所など強風が吹きやすいところは避けるようにしてくださいね。

木が小さいうちは、支柱を立ててあげましょう。

鮮やかな花の黄色が背景の色とのはっきりとしたコントラストを生み出す、見応えのある樹木です。

https://www.instagram.com/p/Bgx5uggl90P/?tagged=ミモザアカシア

 

まとめ

シンボルツリーは、その建物のシンボルや目印になるだけでなく、限られた庭のスペースを広く見せる効果や、

シンボルツリー周辺のガーデニングデザインの設計がしやすくなる、などのメリットがあります。

広いスペースがある時は、複数のシンボルツリーを植えても素敵ですね。

また、小さいスペースであれば生長が遅く、小さい木を選ぶと楽に管理ができますよ。

スペースの広さやお住まいの地域の気候に合わせて、建物に合うお気に入りのシンボルツリーを見つけましょう。

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