花を種から育てるのは間引きをしたり、植え替えをしたりと手間がかかりますよね?
そんな面倒な手間をかけなくても簡単に育てられる直播きOKな花をご紹介します。
9月に種をまいて翌年に綺麗な花を咲かせましょう。
ワスレナグサ
ワスレナグサの花言葉は「私を忘れないで」。
まるでこの花言葉を言っているかのように、こぼれ種でも次々と花を咲かせていきます。
花色は青だけではなく、ピンクや白もあります。組み合わせても綺麗ですが、一面が真っ青に咲き誇るワスレナグサは見事です。
9〜10月の涼しい時期に種を直接まいて、翌年の春には開花します。
種播きを成功させるコツは、しっかりと土を3センチほど被せることです。
種は暗くならないと発芽しません。また、直播きをする前に種を水につけておくと成功率があがります。
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オルレア・ホワイトレース
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オルレア・ホワイトレースは、バラと開花期が一緒なので混植してあることが多い植物です。
真っ白の可憐な花がバラとよく合い、お互いを引き立て合います。
こちらもこぼれダネで簡単に増えていき、土を被せたりせずパラパラと種をまくだけでも簡単に発芽します。
オルレアの根は直根性。移植が苦手なので直播きにも適した植物と言えるでしょう。
耐寒性があるので冬場の手入れも必要ありません。
ただし、夏場には枯れてしまうのでトゲトゲした種を採取しておき、9月に直播きをしてまた翌年の開花を楽しみに待ちましょう。
ネモフィラ
茨城のひたち海浜公園で一躍有名になったネモフィラですが、こちらも直播きで簡単に増やすことができます。
一度植えると勝手に増えていくので、ナチュラルなガーデニングを楽しめます。
開花すると一株に多くの花を付けて種がこぼれていくので、翌年にもほとんどの庭でネモフィラを再び見ることができます。
ペニー・ブラックという品種では濃い紫に白い縁取りの花が咲き、マキュラータは白い花に紫の班点が付いた花を咲かせます。
通常の青い花だけではなく、違った雰囲気のネモフィラをガーデンに迎えるのもおすすめですよ。
栽培方法は特に難しいことはなく、日当たりのいい場所で育てれば丈夫に育ち、花を咲かせてくれます。
一株の株張りが20センチにもなるので、少ない株数でも存在感があります。
他の花と組み合わせても素敵ですし、密植させてガーデンの主役にするのもいいですよ。
ニゲラ
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葉が糸のような形をしているのが特徴のニゲラ。
ニゲラも種から簡単に育てることができる花の一つです。
直播きをする時のポイントは、土を被せて光を遮ること。ニゲラの種もワスレナグサと同じように暗くしないと発芽が困難なので気をつけてください。
9〜10月に種を植えて、次の年の5〜6月には開花します。
ドライフラワーとしても人気なので、たくさん花を咲かせて乾燥させてみてはいかがでしょうか?
インテリアとしてニゲラを長期間鑑賞することができますよ。
ジキタリス
ジキタリスはイングリッシュガーデンに欠かせない花の一つです。
スラリと成長し1メートル以上の草丈になるので、ガーデンの後方に植えるとバランスがよくなります。
種を取っておき、9月頃に種をまくのですが、種には土を被せないように注意してください。ジキタリスの種は光を浴びることで発芽します。
2年草なので秋に種を撒いてから翌々年に開花します。
高温多湿が苦手なので夏越しを上手にすることができれば、直播きで発芽したジキタリスと夏越しした苗がちょうどいいサイクルで、毎年庭で鑑賞することができますよ。
大きくなってくると、雨や風の影響を受けて倒れてしまうこともあるので、支柱を立てて固定するといいでしょう。
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まとめ
種を植え付ける時のポイントさえ抑えれば、直播きでも育てることができます。
苗から植えるよりも簡単でよりナチュラルな雰囲気を楽しむことができるのも魅力です。
直播きをする前に用土を改善し、肥料を施してから種まきをすると株張りや花付きもよくなりますよ。
9月に種まきをして、開花を楽しみに待ってみてはいかがでしょうか?